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先日の記事で、コップ飲みの前段階であるスプーン飲みやコップ飲みの進め方についてまとめているので、良かったらご参照ください。
今回の記事では、コップ飲みの進め方②の続きとして、お悩み解決の続編とコップ飲みを進めるにあたっての心得をお伝えします。
Q.そもそもコップ飲みを練習する意味って?
赤ちゃんのさらなる成長を促す
コップ飲みを進めることは、赤ちゃんの様々な発達を促します。
①食べ物を噛んだり飲み物を飲んだりする口の筋肉
②コップを持つという手先運動
災害などの、もしもの時のために
自然災害に見舞われたり、哺乳瓶が壊れたりおっぱいトラブルがあったり、いつ何時何が起こるか分かりません。
いざというときに、哺乳瓶やストローがなくても、コップで飲めるようになっておくと安心だと思います。
Q.上手くいかないけど、どうしたらいい?
私もなかなか上手くいかずに、焦ったり不安になったりすることも多くありました。
息子の場合、特に大変だったのがコップに入った水を「ブーブー」と言ってブクブクさせていたことです。
何度も繰り返し、途方に暮れていました…
ですが、一度スプーンやおちょこに戻って、すすれているかを確認したり、「ブーブーできるのも成長だ!」とプラスに思い、好きなだけブーブーさせたりしながら、諦めずに毎日繰り返していました。
すると、ある時急に「ゴクッ」と飲めるようになりました。
他に効果的だったのが、実際飲んでいる様子を見せること、「スースー」や「ゴックン」など言葉にして動作を伝えることです。
聴覚や視覚からの情報を得ることで、より理解しやすいと思います。
Q.ストローは練習させた方がいい?
ストローを使う機会があまりなかったのもありますが、息子は特に練習させなくてもできるようになりました。
コップ飲みが上手にできるようになったので、外出時は水筒と小さい紙コップを持って行ったり、munchkin(マンチキン)の「ミラクルカップ」を使ったりしていました。
私がストローを取り入れた時の手順はこちらです。
①ストローを触る。
②ストローについた飲み物に唇をつける。
③紙パック飲料(120mlくらいの)のストローをくわえさせて、容器の脇を軽く押す。(出てきた飲み物を飲む)
最初はずっとストローをかじっていました。
babybio(ベビービオ)などの赤ちゃん用のスムージーを直接くわえさせて、吸ったりもしました。

これは機内で耳抜きのために、ベビースムージーを飲んでいる様子です。
コップ飲みが出来るようになったら、ストローで飲めると便利だと思います。
コップ飲みを進めるうえでの心得
「こっぷのみ」というワードであいうえお作文を作ってみました。

こ:「周りの子はできているのに…」と他人と比較せず、まずは赤ちゃんのペースに寄り添ってあげましょう。
つ:1日1回、難しいときはパパ・ママがコップで飲んでいる姿を見せるだけでもいいと思うので、身近にコップの存在があるといいと思います。
ぷ:少しでも出来た時には、大げさに褒め、一緒に喜ぶと赤ちゃんとの信頼関係の構築にも繋がっていくと思います。
の:今まで哺乳瓶や母乳を飲んでいた赤ちゃんにとって、コップ飲みは至難の業です。上手く飲めなくても怒らず、「難しいね」「こぼれちゃったね」と寄り添った言葉をかけてあげてください。
み:上手くいかず、心が折れそうになることもあると思いますが、そんな時は家族の力を借りたり、周りに相談したりして、みんなで赤ちゃんを応援してあげましょう。
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以上で、コップ飲みの進め方③~お悩み解決・心得編~を終わります。
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